今月の浦和絵本大学のテーマは
「行って帰ってくる物語」でした。
たとえば「はじめてのおつかい」は
みいちゃんが牛乳を買いに行きます。
自転車にびっくりしたり
坂道で100円玉を落としたり
お店の人に話しかけるときには
胸がどっきんどっきんなります。
それでようやく買えて坂道を降りると
お母さんが待ってくれています。
あぁよかった!
みいちゃんの冒険は終わって
いつもの日常に戻ります。少し成長して。
読んでいる子どもたちは、ハラハラドキドキ!
身がわき立つような喜びがあって
なんべんも読みたくなるわけです。
行って帰ってくる…
すごいです…
子どもたちは家に
行って帰ってくることを繰り返して
思春期になると
行ったんだか帰ったんだかもわからなくなり
そのうち誰かすてきな人と
新しい家で行って帰ってくるようになる…
あぁ、涙が出ちゃいます。
絵本って、いいですね。