なぜこの百日紅(サルスベリ)の木は
こんなにも斜めに育ったのでしょう。
それは、写真の左側に大きな木があるからです。
陽の当たる場所を求めて
まっすぐ上に伸びるのをやめたのでしょう。
そして右側に向かって、すくすくと育ちました。
自然の中に身を置きますと
すべてのことに肯定的な意図があることを実感いたします。
【自然・じねん】
仏教用語では「じねん」と呼びます。
一切の手を加えず、真実の、ありのままの姿でいることです。
明治時代にNatureという言葉を翻訳するときに
自然が充てられ、「しぜん」と呼ばれるようになりました。